●9月1日(木)
12:30 ~ 16:00
認知症介護施設視察
@心身熱田センター
この施設では他の施設と同様のプログラムメニューである、歌(童謡)を謳ったり、簡単な漢字の練習をしたり、輪投げやボールのゲームなどに加えて、ユニークな取り組みとして認知症に効果のある温熱療法と軽く叩いたりするマッサージなどを施し、脳に刺激を与えて活性化させるやり方取り入れていました。
この特殊な温熱のマッサージ方法は私も体験させていただきましたが、とっても気持ちよくて、受けるだけで楽しい気分になって来るような感じでした。
ただこの方法はマンツーマンでしか施術できないということなので、全会員さんをケアするにはスタッフ不足、時間的なスケジュールが問題となってくるということで、非常に難しいのが現状だそうです。
10数人のご高齢者に対して2名くらいのスタッフしかつけれない状況なので、個々への対応より結局は共同でやれる活動がメインになってしまうということです。
どこの施設でもスタッフ不足と収入不足が大きな問題です。
現場で働いているスタッフは、本当に熱心で休みも惜しんでガンバっておられるので、行政からも何とかもう少し補助が出るように働きかけていかなければならないと感じました。
認知症のおじいちゃん、おばあちゃんがどんどん症状が悪化してしまう原因のひとつとして、家族が怖い顔をする、失敗や粗相に対して怒る、つきはなすなど、家族の冷たい態度にあると言われています。認知症の症状を改善するにはとにかく回りの人達が明るく楽しく接してあげることが一番です。
家族のひとりひとりの寛容な理解と、辛抱強い対応によってよくなることも多々あるそうなので、回りのみんなで支えあうことが大切ですね。
yk
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k.r (月曜日, 17 11月 2014 13:48)
そうですよね!
舅が軽度の認知症です。
姑や夫はいつも舅の言うこと、することに否定的な反応をします。
「また何か言ってるよ…」「余計なとこはするな!」という感じです。
見ていて悲しくなります。
姑は「まぁ、◯◯さんにはよく喋ること」と言っています。否定せず話をちゃんと聴くからだと思います。
昨日2人の態度に耐えかねて、夫にだけ態度を改めるように言いました。
姑にも変わってほしいのですが、介護疲れもあると思うのでグチを聞いてあげたりしてストレス発散させてあげつつ、私の対応を見て変わってくれたら…と願っています。
認知症の介護って難しい問題ですね、いつか皆で笑って会話できる日が来ますように。
長文失礼しました。