愛知県議会 修正動議可決で再議決定!     2012年7月5日

本日の定例議会での震災がれき受入れに関する補正案審議が採決され、修正案が可決されました。
議長を抜かした議席数102のうち修正案を出した自民党が過半数を超える52人の賛成票と、民主、公明、減税日本一愛知と合わせた反対票50人での対立となり、52対50での可決になりました。最近国政のニュースでよく耳にする造反者は自民党からは出なかったということですね。

各党の代表による質問はそれぞれ白熱!
ヤジもいっぱい飛びました。

この結果を受けて、知事はかなり強い口調で、「住民説明会や住民の被災地見学に関する予算を無くしてしまう修正案が可決されてしまったということは、自民党県議団は被災地を助ける!という姿勢が一切みられないというどころか、これまでの取り組み、今後の不燃物や焼却灰の受入れに関しても否定していることになり、非常に遺憾!!」というような会見をされていました。
再議は今日から10日以内に付される予定ですが、その際には3分の2以上の賛成が必要なので、自民党単独では可決できない情勢となります。さて、どのような運びになるのでしょうか?

ひとこと。。。
もちろん、がれきの受入れ以外にも支援の形はあると思います。
何もがれきを受入れなくても・・・と思われる方もたくさんいると思います。
しかし、今一番必要とされていることは、がれきの処理ということなので、やらない理由を言う前に、やれる方法を見出すべきだと思うのです
がれきの山でもがき苦しんでいる現地をがれきを受入れるということで、復興に向けての1歩を踏み出せることになるのなら、私たちは手を差し伸べるべきではないでしょうか?
もし愛知県が同じような被害に見舞われた時には、きっとたくさんの人たちに助けてもらわずしては復興はできないということを、心に深く留めておかなければならないと思います。
yk