文教委員会で愛知県西尾市にある愛知県立吉良高等学校とそのお隣にある白浜小学校に視察に行って参りました。
海岸から数十メートルのところに位置する吉良高校は、想定されている東海南海大震災が起きたら、直に被害を受けることになるので、津波対策としての、防災訓練をしっかりと行っているということで、周辺の幼稚園児・小学生・高校生の避難の連携や、避難場所の確認も徹底して行っているということでした。
教室の窓からは海岸線が見渡すことができ、とても素晴しい環境にあり、生徒たちものびのびと、勉強に、部活に楽しく取組んでいるということでした。
(昔の青春学園ドラマでよくありましたが、イヤなことがあると、海岸まで走って行って、『○○のバカヤロ〜!』とか海に向かって大声で叫んだりできちゃうのでいいですね。)
吉良高校は普通科と生活文化科とふたつに分かれていて、普通科の生徒は殆ど国公立・私立大学に進学し、生活文化科の生徒も料理や、服飾デザイン、児童福祉などの専門分野を勉強しながら就職に役立つ様々な資格を取って、就職する生徒が約半数、そして残りの半数は、さらに技能や知識を高めるために大学や専門学校に進学するなど、非常に内容の濃い高校教育を受けられるので、とても魅力的な高校だと思いました。
このような、大学進学だけを目的としない、実際に社会に出て役立つ資格や能力を身につけることができる総合的、かつ専門的なコースを持つ高校を愛知県内にもっと増やしていただければ、きっとそれぞれの生徒の個性や才能を伸ばして、より社会に役立つ大人が増えるのではないでしょうか。
yk
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