教育文化・福祉対策特別委員会県内調査 『西川流日本舞踊』 2012年8月28日

みなさんは日本舞踊に触れたことありますか?

正直言って私は、一度もナマで見たこともないし、興味を持ったこともありませんでした。 

 そんな私ですが、今回は教育文化・福祉対策特別委員会の視察で日本舞踊の5大流派のひとつである名古屋西川流の稽古場を見学し、色々と勉強させていただきました。

 

 壁にぎっしりと並んだこれまでのお弟子さんの名札は1000枚以上はあるのではないでしょうか?

歴史の重みを感じぜずにはいられなかったです。

 

 名古屋西川流三世の家元であり、日本舞踊の国際化の立役者である西川右近氏からも直々にお話をたくさん伺いました。

 通常の日本舞踊の公演活動に加え、認知症の予防として誰もが踊れる日本舞踊を基盤にした体操『NOSS(ノス)を全国に広めるための活動にも力を注いでいるということでした。これは、中京大体育学部の湯浅景元教授の監修を受け、二胡の音楽に乗せた約六分間の踊りの中に、 筋力が鍛えられる動きがバランスよく入っているので、脳の活性化、筋肉の衰えを防ぐのに素晴らしい効果があるということです。

 日本舞踊が、伝統文化に留まらず、ひとつの健康法として一般人にも広まっていくということは非常に素晴らしことだと思いました。

 今回の視察を通して私も時間があればぜひ始めてみたいことのひとつになりました。

yk