名古屋を中心にビブリオバトルの活動の輪を広げている読書集団『READ』の知的書評合戦『ビブリオバトル』@南山大学名古屋キャンパスに参加してきました。
私は久しぶりに大学生とお話したので、最初はかなり緊張しました。参加された南山大学と名古屋市立大学の学生さんたちは、みんな真面目でとってもしっかりされていて、ビックリしました。彼らからすれば、私はお母さんくらいの年なので、相当なおばさんなはずです。でも私をおばさん扱いする訳でもなく、仲間に入れてもらえたので、嬉しかったです。。。
今回のビブリオバトルは、雑誌『REAL』に近々掲載されるそうです。
さて、ビブリオバトルというのはどういうものかといいますと、
1. お気に入りの本を持って集まる
2. 順番にひとり5分で紹介する
3. 紹介後2〜3分のディスカッション(発表者に参加者が質問)
4. 「どの本を一番読みたくなったか?」で投票を行い チャンプ本 を決める!
(詳しくは、ビブリオバトル公式ホームページをご覧ください。)ビブリオバトル公式ルール
。。。本の紹介というと、今まではとっても堅いイメージがありましたが、ビブリオバトルは、自分の言葉で自由にプレゼンをするので、非常に聞いていていも楽しいんです。
本の紹介をする側も人前でプレゼンをするいい勉強になるので、小・中・高校生にもオススメです。
本離れがが進んでいる今の社会には、こういったビブリオバトルのような楽しいイベントを通して、若者が本を読む習慣を身にけてもらえるようになれば素晴しいことだと思います。
今後小・中・高校生の間でも広がるように、私自身も教育委員会を始め、色々な団体に働きかけて行きたいと思っております。
ちなみに、11月4日(日)は名古屋市公会堂で小学生も参加できるビブリオバトルが開催されます。
お時間ある方は立ち寄ってみてください。
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今回の私のビブリオバトルの簡単なレポートです。
お時間ある時にどうぞ。
❤まずは読書集団READの理事を務める横山君からの模範のプレゼンです。
1. 横山君(名古屋市立大4年)
タイトル『深夜特急』
by 沢木幸太郎
<プレゼンの内容>
★ユーラシアにバスで旅行する。
無計画、行き当たりばったりの放浪。
騙し、騙され合いの道中でさて何が起きるか。
Q & A:
日本の中だけにいるとヤバイ。
フィリピンの学校教育はスゴイ!
職員室などなく、廊下で次の授業の準備をしている。だから子供たちと触れ合う時間がたくさんある。
生徒たちは、みんな発言したがる。
日本の生徒はだんまり。。。
さてここから、ビブリオバトル挑戦者の発表〜!
1. 若松 君(南山大学)
<タイトル>
◉セクシーコマンドー外伝
すごいよ!!マサルさん
(漫画)
<プレゼンの内容>
★セクシーコマンドー部(格闘技)の学園物語。
シリーズ7巻
2. 山本君(南山大学)
<タイトル>
⚫BEATLESS
<プレゼンの内容>
★心を持たないロボットと人間の話。たい焼き屋のお姉さんが実はロボットだった。
交差点でお年寄りに手を貸すロボット。
人間の心とは?
ロボットの計算された心をとは?
信頼できる人ってどんな人?
主人公は17歳の少年。
ロボットとの恋は成立するのか?
100年後の未来の話。
3. 井上君(南山大学)
<タイトル>
⚫99.9パーセントは仮説
<プレゼン内容>
★世の中の常識は実は、殆どが固定観念なのかもしれない。
相対性理論の説明なども分かりやすく説明。
白い仮説と黒い仮説。
50年前に取ったノーベル賞の理論がくつがえされたことが印象的だった。
4. 山内重夫氏(雑誌ライター、コピーライター,etc)
<タイトル>
⚫銀河鉄道の夜(宮沢賢治)
⚫虐殺器官(伊藤計画)
<プレゼン内容>
2冊はまったく違うストーリーであり、作風も違うが、作者は若くして亡くなったことが共通している。死を意識していること。
銀河鉄道ほ方は未完成。
もう一回読み直して欲しい。
5. 石原さん(名古屋市立大学3年)
<タイトル>
⚫バイバイブラックバード
by 伊坂幸太郎
<プレゼン内容>
女性を5マタで付き合う男、星野くんの話。
こんな性格だから、借金などにもハマってしまう。
借金取りの大女、まゆみちゃんに星野くんは連れていかれる。
伊坂幸太郎さんの他のいい本。
「ゴールデンスランバー」
<その他のプレゼン挑戦者>
6. 安藤さん
7. 福岡さん
8. 麻原さん
今回のチャンプ本は
山本君の
『BEATLESS』でした〜!
おめでとうございます〜!
2位は
石原さんの
『バイバイ、ブラックバード』でした。
私としては2冊とも甲乙付けがたい。。。
両方とも読みたくなりました!
yk
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