AI博覧会 名古屋に県議が突撃取材!議事録AI・AI弁護士・ロボットを体当たりで見てきました

愛知県議会議員(千種区)の東ゆうこです。 2026年3月の地域補欠選挙で当選し、ふたたび愛知県議会に戻ってまいりました。今回から、私の活動を皆さまにご報告するYouTubeチャンネルもスタート。その第1回として、名古屋に初上陸した「AI博覧会 名古屋」に行ってまいりました。

実は私、今回の県議会で「デジタル推進化・地域創生特別委員会」に入らせていただきました。愛知県のデジタル化をもっと前に進めたい——そんな思いで、最先端のAIが集まる会場を体当たりで取材してきましたので、見てきたことをそのままレポートします。

県議会議員 東ゆうこがAI博覧会へ

そもそも「AI博覧会 名古屋」とは?

AI博覧会は、AI(人工知能)を活用したサービスや製品を提供する企業が一堂に集まる展示会です。これまでは東京と大阪が中心でしたが、今回ついに名古屋でも開催されました。会場は大変な賑わいで、業務効率化から法律、ロボットまで、本当に幅広い分野のAIが集まっていました。

愛知県のデジタル化を考えるうえで、民間でどんな技術が実用化されているのかを知ることは欠かせません。県政の現場目線で、特に印象に残った出展を紹介します。

名古屋初開催】「AI博覧会 Nagoya 2026」6月16日・17日に開催決定!~最新AI製品100点以上が名古屋に集結、現場課題を解決する2日間~  | 株式会社アイスマイリーのプレスリリース

① AI研修サービス「目的は、誰が作ったかじゃなく何をするか」

最初に伺ったのは、AIの社内研修を提供している企業です。特徴は2つあるとのことでした。1つは研修内容を会社ごとにフルカスタムで提供すること。もう1つは、週1回90分を2か月続けて、AIスキルの習得だけでなく「業務効率化が定着するまで」伴走支援すること。

たとえば、生成AIを使って議事録を自動で作ったり、メールの作成を自動化したり、といった実務に直結する内容を教えてくれるそうです。

お話の中で、私がとても共感したのがこの言葉でした。

「目的は、誰が作ったかじゃなくて、何をするか。そして、熱い思いです」

私もいつも言っているのですが、やっぱりそこには「愛」がなければいけない。AIの「I」も愛に通じますよね(笑)。AIは人間ができない部分を補ってくれる頭脳の役割。でも、最後に愛情を吹き込むのは人間の仕事なんだと、あらためて感じました。

ちなみに費用は1人あたり、週1回90分×2か月(全8回)で40万円とのこと。1回あたり5万円。AIを使いこなせるようになるための投資と考えると、決して高くはないのかもしれません。

東ゆうこの言いたい放題チャンネルよりAI博覧会の様子

② 経理・バックオフィスの自動化(LayerX)

次に伺ったのは、バックオフィス全般をAIでどれだけ自動化できるかに取り組むスタートアップです。経理向けの自動化サービスを中心に、請求書を受け取った後の処理、従業員の経費精算、法人用クレジットカードの支出管理などを、AIで自動化して企業の生産性を引き上げる、という内容でした。

ここで私がどうしても聞きたかったのが、これです。

政務活動費の処理を、AIで自動化できないか?

議員には政務活動費というものがあり、報告のために領収書を貼ったり、通帳の一部を黒塗りにしたりと、それはもう細かくて大変な作業があります。秘書や本人がやるのですが、本当に手間がかかる。これをAI化できたら、全国津々浦々の議会が大助かりだと思うんです。もし開発されたら、ぜひ宣伝させていただきたいくらいです。

行政や議会の事務作業こそ、こうした自動化の恩恵を受けられる分野だと、現場にいて強く感じます。

議事録作成AI

③ 議事録AI——音声を入れるだけで議事録の叩き台ができる

個人的に「これは県政に直結する」と感じたのが、議事録作成AIです。導入企業の一覧に、警察や省庁、東京都の議事録作成などが並んでいて驚きました。

仕組みはこうです。会議の音声を入れると、まず文字起こしをしてくれて、さらに「誰が話しているか」を認識(話者認識)。その情報をもとに要約し、議事録の叩き台を作ってくれます。事前に声を登録しておくと、より高い精度で誰の発言かを認識できるそうです。

もちろんAIが100%完璧というわけではないので、最後は人の目で確認する必要があります。でも、叩き台がある状態とゼロから作るのとでは、職員の負担がまったく違います。議事録作成にかかっていた時間を、本来やるべきメイン業務に充てられるようになる——これはあらゆる行政の現場で使える発想だと感じました。

東ゆうこの言いたい放題チャンネルより議事録AI

④ AI弁護士——契約書を数十秒でチェック

弁護士が監修したAIで、契約書のリーガル審査を数十秒でできてしまうというツールも拝見しました。法務部を持たない中小企業や、顧問弁護士と契約していない企業にとって、心強い「弁護士のちょっとした代わり」になるそうです。

顧問弁護士がいる企業でも、まず自社内でAIによる一次チェックをしてから先生に投げることで、費用を抑えられるとのこと。法律の専門知識をAIが補ってくれる時代が、もう来ているんですね。

⑤ ロボットゾーン——「ひとりぼっち」に寄り添うAIを

最後はロボットゾーン。製造現場の仕分け作業などで活躍するロボットが展示されていました。

そこで私が思ったのは、もっと人間に近い、感情があって、会話ができるパートナーのようなAIロボットがあったらいいな、ということ。最近はおひとりで暮らしている方が本当に多い。猫型のロボットなどもありますが、もっと感情豊かに寄り添ってくれる存在があれば、孤独を抱える方の支えになるかもしれません。

技術が進むこれからに、こうした「人に寄り添うフィジカルAIロボット」を期待したいと思います。

フィジカルAIについて語る東ゆうこ

視察を終えて——愛知のデジタル化に活かしたい

会場を回って、本当にたくさんのことを勉強させていただきました。AI弁護士、議事録AI、経理の自動化……未来はどんどんAIへと進んでいくのだと実感します。

大切なのは、人間とAIがうまくミックスして、いい形で進んでいくこと。AIが頭脳を、人間が愛情を担う。そのバランスを大事にしながら、私もデジタル推進化・地域創生特別委員会の一員として、愛知県のデジタル化を前に進めてまいります。特に、議事録AIのような行政事務の効率化は、職員の負担軽減と県民サービスの向上の両方につながる可能性があると感じました。

これからも、現場に足を運んで見たこと・感じたことを、皆さまにわかりやすくお届けしていきます。

強く、たくましく、優しく、元気で。楽しい毎日をお過ごしください。

愛知のデジタル化に活かしたい

この記事は、YouTube動画「AI博覧会 名古屋に県議が突撃!議事録AI・AI弁護士・ロボットまで体当たり取材【東ゆうこの言いたい放題】」の内容をもとに再構成したものです。動画もぜひご覧ください。